STAFF
“売るだけ”ではない面白さ
中国・四国地方を中心に、書店や販売会社へ向けての書籍営業や販促提案を行なっています。
Gakkenの書店営業は、一般的な営業職とは少し違うところがあります。
書店が売りたいと考えている書籍が一致した時にお客さまにどうやって届けて行くか、というマーケティングの部分も販売会社と協力して考えます。一緒に頑張って売っていこうという気持ちを持って働いているので、書店、販売会社との関わり方も深いです。そこが、Gakkenの書店営業の特徴であり、仕事をしていく中での楽しい部分でもあります。
また、現在は、電子書籍の流通や、書店で書籍以外の商材も販売されることがスタンダードになってきています。そのため、ライセンス営業と協力して書籍と一緒に関連グッズなども置いていただけるような営業を行うこともあります。
書籍の黒子役になっていく
書店営業の仕事は、売れる書籍を作ろうと必死に頑張っている編集者の想いを継承し、書籍をどれだけ売り伸ばす事が出来るかが一番大切だと思っています。
例えば、Gakkenのヒット作『なぜ僕らは働くのか』という書籍は、編集者の想いを大切に販売促進を試行錯誤して考え、発売後半年で30万部を突破しました。『なぜ僕らは働くのか』という素晴らしい書籍をより多くの方に読んで頂けた事が何よりも嬉しく、販売促進のアイデアも身を結んだんだと感じました。
ただ、書籍を売るだけではなく、作り手の制作時の考えも営業に反映することでより私たちの考えが伝わります。書店営業は、あくまで“書籍の黒子”として、制作した書籍に手を添えて、届けていく感覚を忘れないようにしています。
とある出勤日の一日
9:00
出社・メールチェック
出勤後は、メール確認をし、社内連絡などの対応をします。
11:00
書籍の案内、提案資料作成
売れ行きが良好な商品の案内は、メールや電話で行ないます。その際に使用する提案資料の作成も行います。
13:00
社内打ち合わせ
実用書、一般書の販売促進方法の打ち合わせ。より多くの書籍を売り出していくための大切な時間です。
15:00
社外にて商談
販売会社に直接お伺いして、商談。書籍の魅力をしっかり伝えるため事前準備も欠かさず行います。時間にも寄りますが、そのまま直帰することが多いです
コミュニケーションで生み出すヒット作
販売促進室は、出版販売部門でもあり、マーケティング部分も担っているので、いかに編集者の熱意が冷めないように書店に伝える事が出来るかをチーム全体で意識しています。
実は、日本で1年間に発行される新刊の数は、7万点にもなります。莫大な新刊の中からGakkenの書籍がヒット作になるよう、編集と営業との連携を大切にしながら、書籍のマーケティングを考えています。編集部とコミュニケーションを密に取ることで、作り手の思いを営業トークに反映させることが出来、書籍のマーケティングを行う上でも強みになります。
Gakkenの編集力は、業界トップだと思っています。面白いアイデアを持っていて、形にする事が出来る編集者が本当にたくさんいます。これからたくさん生まれていく面白い書籍をより多くのお客さまに読んでもらうため、これからも書店営業が工夫した販促方法を考え、売り出していける事がすごく楽しいです。
選り好みしないことの大切さ
学生時代から、本が好きでこの出版業界に入ったので、仕事で趣味でもある書店さんに行けること自体が楽しいです。出張に行くたびに、書店員さんに売れている本や漫画を教えてもらって、たくさん買ったりもします。
営業を通じて、様々なジャンルの本好きの方と仲良くさせてもらえるので、売れている本の話はもちろん、自分では手に取らない本の話を聞く事がインプットに繋がっていて、そこから、販促のアイデアや営業トークとしてアウトプットしています。
選り好みせずに本を読んでいると、自分にとっての“良い本”だけでなく、他者にとっての“良い本”も分かってくるので、自分の好きなものだけで終わるのはもったいないことだなと入社して実感しました。興味の方向が違う方と話すことはすごく面白くて、営業を行う上での知識にもなっています
先輩から一言
自分が食わず嫌いなジャンルも楽しめる方と仕事がしたいですね。 電子書籍などで本の読み方や、また人々のライフスタイルは常に変わっていく中で、本という中身の素晴らしさは、これからも変わらないでほしいと思いながら仕事をしています。 本以外のことにも興味があって、それを営業の新しい部分に反映していける意欲のある方は、たくさん活躍していけると思います。
※所属・仕事内容は取材当時のものです。
※趣味のギターを愛犬と共に楽しんでいます。
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